Caddis Wing De L-blog: フライフィシング
今週末は今シーズン最後の釣行。以前は毎年の恒例行事のように行った長野県駒ヶ根市の大田切川に、久しぶりに行くことになっていました。
週間予報では土曜日は雨かなっていう心配がよぎる中、Itaさんからメールが。
「雨みたいですね。金曜日、昼休みにみんな寄りましょうか。」・・・・ですか(汗)。
今回の釣行は、Itaさん、Gun君、Tsuやんと私の4人。餌釣り師のNomさんは地元の運動会が重なり、役員をしているということで奥さんからダメ出し。
そんなこんなで、雨対策の打ち合わせをしにItaさんの席に集まると、
「駒ヶ根市役所に電話したら、増水はしてないみたいです。朝も3時くらいで雨はやむみたいから、予定通りAM2時集合出発で行きましょうか」
ということで、一同安堵したのでした。
この日まで来て中止はないでしょうけどね(笑)。
着替え等を突っ込んだデイパック。いくら信州が涼しいと言っても昼間は半袖で良いでしょう。夜は一枚長袖があったらいいか。・・・・・、ま、念のためにもう一枚トレーナーでも(これが良い判断だったことは言うまでもありませんでした)
4人を乗せた車は一路中央自動車道へ。途中、もうすぐ駒ヶ根インターに到着という手前の駒ヶ岳サービスエリアに休憩で入ったんですが、メッチャクチャ寒い。
よくよく見れば、半袖は私だけ(劇汗)。
それでも、デイパックは荷物の下に埋もれていて出せないし、すぐに車に入ってガマンガマン
インターを降りてコンビニで日券(漁券)と朝食をゲットし、温かいコーヒーで一息。
車はこまくさ橋の上流、黒川との合流地点にある空き地に止めることにしました。
AM5:30。魚もまだ沈んでるやろう。と、いうことで少し川の様子を見ることに。そう、FF(フライフィッシング)は餌釣りと比べるとスタートする時間が遅いですからね。
1859年の不況
すると、先週もここに来たというTsuやんが黒川の支流というか用水路というかに大きなイワナを発見。
雑木の中ですからロッドを振るわけにもいかないような場所です。
さっそくロッドを接いでアントを結び、そっと上から糸を垂らすと、何の迷いもなくイワナが飛びつきました。
ただ、フックはすぐに外れ、イワナは岩の下に
それにしても、魚を見つける目はTsuやんにはかないません(笑)。
そんなものを見せつけられたモンですから、私もさっそくウェーダーに着替え、黒川本流に入ることにしました。時間は午前6時30分。8時、10時にいったん車に帰ってくるよう申し合わせてそれぞれが行動を始めました。
早朝の大田切川
川には私たち以外、誰も入っていないようです。
大田切川と黒川の合流点。渓相はすばらしい。
流れの脇のタルミなど丁寧に探るもののなかなか反応がありません。
護岸近くの岩の横にあるプールにアントを流したとき・・・・・、魚が寄ってきましたよ。・・・・、フライをじっと見ている・・・・・、スルー。
フライを替えて何度かトライするも、もう出てきません。渋いな〜
少し行くと堰堤があって、そこそこのポイントもすべて反応なし。堰堤を上って、上のヒラキを探ってもなにも起こりませんでした。
8時になったのでいったん車に帰るとItaさんは車の陰で読書。自分のペースを崩さないところが私とは違う(笑)。
Gun君は?と聞くと、さっきTsuやんが引っかけたイワナを釣ったとか。かなりの大きさだったようで、Gun君、車の場所のItaさんの処までイワナを連れてきて記念写真を撮ったそうな(汗)。
後から、みんなに「イワナをいじめるな」と非難を受けたことは言うまでもなく
Tsuやんは帰ってこないですね。一人良い思いをしてるのかな。
そのまま次は同じ位置から大田切川を釣り下がりましたが、やはり反応はなく
10時に車に帰ってきましたら、Gun君も間もなく帰ってきました。
「Tsuやん、釣れてたみたいですよ。」という情報。やっぱり川に慣れている分だけ強いですね。なんと言っても「やる気」が私とは違う(笑)。
今度はItaさんも時間に帰ってこない。
TsuやんとItaさん二人が帰ってくるのをボーッと待つ。
ま、やっぱりこんなモンやね。
激戦区の大田切川と黒川。シーズンも最後の週末で魚もすれているのか、釣れる様子は全くない。たぶん魚はそこここの溜まりにいるんでしょうけど。
これくらいなら、滋賀県の川で釣った方がよっぽど釣れるというモンだ。
水のセントバーナードは何ですか
なんて愚痴めいたことを思っていたら、11時前、ようやく二人があがってきました。二人とも、こまくさ橋のすぐ下の同じプールで釣っていたようです。
何匹も魚が泳いでいるのをTsuやんが見つけ、Itaさんを誘って二人で釣っていたようです。
釣れるモンだから、時間も忘れて・・・・、分からなくはないですね
少々おかんむりの私の顔を見て、昼からは私がそのポイントで釣らせていただくことになってました(笑)
少し早いですが昼食にすることに。初め、ソースカツ丼で有名なガロに車を止めたんですが、たくさんの人が列を作って並ぶ中、開店時間はまだまだのようで(11:30からかな)、向かい側にある明治亭登山口店に行くことにしました。
ネット上ではソースカツ丼の美味しい店としてガロと評価を二分するお店です。それにしてもガロの向かい側に新しい店を出すとはね。
明治亭でお昼ご飯。まずはアンバーエールで乾杯(笑)。大田切川に来たら地ビールの南信州ビールを飲むことはお約束。みんなのお楽しみです。
飲めないGun君がここからドライバーです。
明治亭のソースカツ丼1190円。少し高めの値段ですが、肉厚のとんかつはサクサクで甘めのソースが食欲を誘う逸品でした。ボリュームが多くて、ご飯は少し残してしまいましたが。
さて、お腹も膨れたし、それでは先ほど釣れまくったというプールに案内してもらいましょうか。
Itaさんが言うには、さっきも二人が交互に竿を出して、魚の反応もとても良いということでしたのでここでもGun君と二人で釣ることにしました。
たしかに魚はフライを見に来たりしますが、なかなか釣れてはくれません。
当たり前と言えば当たり前。午前中にはさっきの二人がさんざんフライを投げていたのですから。
パラアント、ソラックスダン・・・・・、ん〜、やっぱりドライフライは難しい状況になってるかな。
プリンスニンフに交換。・・・・、赤いマーカーに興味を示すアマゴ。
半ばあきらめて、CDCダンをフロータントなしで取り付け、浮かばなくなったらもうやめようと思って10回ほど流したでしょうか。
やっとアマゴが水面を割ってくれました。難しかったからこそ、この喜びもひとしお
↑CDCダン。これで釣りました。
Gun君はやはり苦戦しているみたいです。このプールを彼一人に託して、私は川をあがりました。これ以上ここにいても釣れそうになかったのと、違う場所に移っても釣れる確信が・・・・、いや、もう「釣れた」安堵感が優先してしまって、集中力も切れていたようです。
ジョージア州のいくつかの興味深い事実は何ですか
こまがね橋の下のプールを上から見るとこんな感じでした。なるほど、魚影が何匹も見えます。
これだけ居るのに釣れなかったんですね(汗)。そりゃぁ、これ以上粘っても無理か。
午前中の黒川もやっぱり魚は居たのかもしれないけど、プレッシャーが強すぎて魚は釣れてくれないのかもしれないです。
↑釣った場所を橋の上から見た。「ここ」と書いているところにアマゴが居るのが見える。「ここ」以外にも・・・・
↑同じく橋の上からのプール。Gun君がんばってます!
↑上流ではTSuやん。
ここにもアマゴが3匹ほど見えたようですが、このときは釣れませんでした。
お、Gun君にも来ましたね。うれしさのあまり、アマゴと遊ぶGun君。またもや、みんなからブーイングが。お魚さんごめんなさい。
Gun君には、本日のお仲間みんなからのブーイングを浴びせておきましたのでご容赦を。
みんなそれぞれ釣れたので、前から気になっていたマルスウィスキーに立ち寄ってから、いったん本日の宿泊場所、駒ヶ根キャンプセンターにチェックイン。5人用のテントが既に張ってあり、木製のテーブルやイスなどもテントの横にセットされていて、私たちのような気ままな釣行にはもってこいのキャンプ場です。
Itaさんと私は温泉にでも入ってゆっくりしようという事に。あとの若い二人はイブニングに出かけることになりました。
「こまくさの湯」でお風呂をいただいたあと、食事までの合間にと、隣の「味わい工房」で地ビールのデュンケルバイツェンをいただく(笑)
Tsuやんはイブニングで3匹追加したと上機 嫌で帰ってきました。Gun君は・・・・・、さっきのアマゴのたたりじゃ〜、ってことにしておきましょうか(笑)
味わい工房で夕食。地鶏の丸ごと唐揚げ中華風1239円と地ビール(また)。お腹も空いてて美味しかった〜
そんなことで一日目は終了。Itaさんは夜のお楽しみタイム(ただ飲んでるだけですが)もそこそこに就寝。
あとの三人は寒い中、しばし盛り上がったあと本日はお開きとなりました。
翌朝、今日は朝から良い天気です。朝方はやはり寒かったものの、日が上がるほどに気温も上昇しているようでした。。
今日はまちのイベントでマラソン大会があるようです。あちこち交通整理員が立ち、参加者の車でメイン道路は大渋滞です。
昨日宿泊したキャンプ場も満員状態でしたが、このイベントに参加する人もいたようです。
私は初めから今日は釣るつもりはなく、Tsuやんが釣っているのを見たり、散歩したり。こまがね橋から駒ケ岳を見ると雲一つない良い景色でした。
昨日のプールにはやはり魚が見えていましたが、さすがのTsuやんの腕でも今日は釣れなかったようです。
Itaさんも黒川の合流点から釣り下がってましたが、魚は居るもののフックには至らなかったようです。
お二人が他のフライフィッシャーや川の監視員から仕入れた情報によると、「こまくさ橋の下のプールには最近放流がされた(監視員談)」「朝から下流から釣り上がったけど、魚の出は渋く、難しい(フライフィッシャー2人組)」との事。
大田切川と言えばフライフィッシャーの世界では超有名な河川ですが、有名� �ぎて川に入る人の数は半端じゃないですから。それに、中には魚を持ち帰る輩も居るようで、自ずと残った魚っていうのは「残るべくして残った魚」と言うことでしょうか。
今日は午後からは帰ります。11時にはみんな川をあがって
駒草屋の蕎麦(750円)をいただきました。ここの蕎麦はとても細い蕎麦で、キンと冷やしてあります。細い分、つゆがよく絡んで美味しい。
食べ始めにやや堅く思うのは、細いから蕎麦はすぐに伸びてしまうようです。ゆっくり食べていた私は最後の方はシナシナの蕎麦になってました。
それぞれお土産を買って一路帰路につきました。
息子に「味わい工房」の横にあるJA販売店で変わった名前のブドウを買いました(名前忘れた)。すごく良い香り。デラウエアより大粒で、巨峰より小粒。きれいな薄い赤紫のブドウでした。2房500円。
写真はマルスウィスキー。自分用のお土産です。
工場では売ってなかったんですが、町中のスーパーやJAの販売所でも売ってました。
雨の天気予報が功を奏したのか、シーズン最後の土日にしては小田切川はほとんど人がいないと言っても良いくらいでした。
ただ、魚の方はすれきっていて釣れなかったのが残念。それでも一匹だけ釣らせていただきました。
来シーズンこそは・・・・、これっていつもこの時期に思うんですけど(汗)・・・、もっとやる気出してがんばりましょう。
今日の反省:
どうも最近一匹釣ってしまうと、というより自分で納得してしまうと釣りはそこそこになってしまい、集中力も無くなって観光や温泉など違う楽しみに走ってしまう。
来年こそは(またかよ)がんばって釣るぞ!
また、朽木の管理釣り場でも行くかな
本編caddiswingもよろしく
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